シェフラージャパン株式会社は、株式会社イナベアリング（1987年創業）とエフ･エー･ジー･ジャパン株式会社（1982年創業）が合併し、2006年に設立されました。現在は国内3拠点体制で、自動車事業・産業機械事業を展開しております。
製品範囲は、ころがり/すべり軸受、リニア/ダイレクトドライブ技術に加えて、メンテナンス製品や監視システムなどの各種サービスを含みます。産業機械部門は、小径の高速/高精度軸受から数メートル幅の大型軸受まで、軸受ソリューションの幅広いラインナップを提供します。小型の製品と接続部品をさらに重視しています。
アンギュラコンタクト玉軸受
単列アンギュラコンタクト玉軸受は自己保持ユニットで、ソリッド型内外輪とボール/ケージアセンブリで構成されます。ケージは、ポリアミド製、シートメタル製、ブラス製のいずれかです。内輪と外輪の軌道は、軸受中心軸に沿って互いにオフセットされています。開放型のタイプと密閉型のタイプを用意しています。角度調整機能はあまり高くありません。
複列アンギュラコンタクト玉軸受は、両方向のアキシアル荷重と、大きなラジアル荷重を支えることができます。このタイプの軸受は、高剛性の軸方向のガイドが求められる軸受配列に最適です。
円すいころ軸受
FAG円すいころ軸受は、大きなラジアル荷重とアキシアル荷重を受けます。広範囲な速度に対応します。このタイプの軸受は効率的に力を支え、軸受間有効距離が広いため、シャフトガイドシステムが精密で硬いものになります。円すいころ軸受は調整・分解可能なので、取り付けが容易です。
X-life品質の円すいころ軸受 – 高い信頼性、優れたエネルギー効率と荷重耐性
多くのFAG円すいころ軸受シリーズで、X-life品質のものが用意されています。X-lifeの要件を満たすために、形状、表面、寸法精度、走行精度、材質および熱処理工程がすべて最適化されました。X-life品質のFAG円すいころ軸受は、ご使用の機械と装備全体の効率を向上させます。
自動調心ころ軸受
抜群の性能を発揮：自動調心ころ軸受の使用が想定されるのは、大きな荷重を受ける必要があり、シャフトの屈曲と調整不良が補正されるようなシステムです。非常に性能が高く、極端な荷重を受けるように設計されています。
数十年にわたって当社のエンジニアが蓄積した経験と、革新的なアイデアとが組み合わさることで、自動調心ころ軸受はさらに進化します。実際、開発と生産において完璧さを追求したことにより最適な運動力学と低摩耗を実現し、さらに寿命が長くなりました。しかも、保守費用は低く、最小限に抑えられます。
針状ころ軸受
針状ころ軸受は、非常に優れた荷重耐性を備えた小径の軸受配列設計という点で、定評ある機械要素として長い実績があります。X-life構成の場合、最大で50 %寿命が長くなります。
深溝玉軸受
FAG深溝玉軸受には、ラジアル設計とアキシアル設計の多様なバージョンを用意しています。
単列深溝玉軸受には、開放型と密閉型を用意しています。この軸受は高速～超高速向けに設計されており、ラジアル荷重とアキシアル荷重に対応します。
複列深溝玉軸受は、設計上は単列深溝玉軸受に対応していますが、単列深溝玉軸受ではラジアル荷重耐性が不十分な場合に使用します。
FAGアキシアル深溝玉軸受には、単方向と双方向の設計バージョンがあります。この軸受は、大きなアキシアル荷重に最適です。
